Mila Owen (ミラ オーウェン) > 大草直子のTime Place Person Occasion Style vol. 5

大草直子のTime PlacePersonOccasion Style vol.5 「GW後半。ゆっくり過ごす休日 ―別荘へ、テラスでお茶、ショッピング―」

スタイリストの大草直子さんが、
Time=いつ、Place=どこで、Person=だれと、Occasion=何をするか?を
考えながら組みたてたコーディネートを
お届けする連載。

第5回は「ゆっくり過ごす休日」がテーマ。
着心地が良く、気分も上がる、
そんな条件を兼ね備えたアイテムで、
心と身体が喜ぶ休日を過ごして。

@ TO THE 2nd HOUSE
IN KARUIZAWA

コンフォタブルなムードを着こなしにも落とし込んで

「軽井沢にある別荘に行くときは、こんなワンピースが便利。ドライタッチで肌離れが良く、シワにもなりにくいので、長時間車に乗っていてもストレスがかかりません。
シンプルなデザインですが、前後ともに入った両サイドのシームが縦の流れを作り、身体全体をシャープに見せてくれます。フロントの襟は詰まっているけれど、背中は大胆に空いている、そんな意外性も気に入っています。
付属のインナーで、肌分量を調整できるのも嬉しいですね。明るい色のキャップとスポーツサンダルで、軽やかにコンフォタブルに仕上げました。」

@ TEA TIME
ON THE TERRACE

クチュール感のある華やぎブラウスを主役に

「ひとめ惚れしたブラウス♡ 袋のようにふわっと立体感のある仕立てで、シルエットもドレープの入り方もドラマティック
一枚ですとんと着るだけで、まるで花が咲いているかのような存在感があり、座ってお茶をしているときも、表情まで華やかに見せてくれます。
ボトムスは安心・安定のデニム。ミラ オーウェンのデニムは何本も持っていますが、今季は、セミフレアシルエットにサイドスリットが入った一本をセレクト。抜群の美脚効果を発揮してくれます。
パイソン×ベージュのコンビバッグを合わせ、初夏らしい季節感を。」

@ TO SHOPPING

ひとひねり効いたシャツでONとは違う表情を楽しんで

「シャツ=オフィスのイメージがあるかもしれませんが、このシャツはシルエットがやや大きめなうえ、袖口がカフスできゅっと締まっておらず、ベルスリーブになっているという、ひとひねり効いたデザイン。
袖を無造作にまくり、ボタンで留めると、落ちてくる心配もなく、シャツの堅苦しさもマイナスできます。また、透明感のあるブルーと白のストライプが、顔立ちをはっきり、体型をすっきり見せてくれる効果も。
コクーンシルエットの白のパンツとラフィア調のバッグを合わせ、オフィスで着るシャツとはまた違う抜け感を出しました。」

大草直子の一問一答!

インスタグラムで募集した大草さんへの質問を
1問1答形式でお届け

Q.

小さいバッグのときの
サブバッグの合わせ方を教えて

A.

どこかをリンクさせる、
または真逆のテイストを合わせます

「色または素材など、どこかをリンクさせて持つこともあれば、あえて真逆のテイストを合わせることも。後者は、たとえば、アクセサリー感覚で持つ華やかなチェーンバッグには、カジュアルな布のエコバッグをサブバッグに。フェミニンとストリート。ギャップのある組み合わせが、着こなしに奥行きを出してくれます。」

全てのアイテムをチェック

STYLIST大草直子

ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
2019年4月には新しいメディア『AMARC(アマーク)』を立ち上げた。
講談社のWEBマガジン『mi-mollet(ミモレ)』のコンセプト・ディレクターでもあり、新著『飽きる勇気』(講談社)ほか、インスタグラムも人気。

Instagram :
@naokookusa @naokookusa_styling
@amarc_official

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VOL. 15

「きれいめアウターの着こなしレシピ
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VOL. 14

カジュアルアウターの着こなしレシピ
―ホームパーティの買い出し、アウトレットでお買い物、インテリアショップ巡り―

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レセプション、立食パーティ―

VOL. 7

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VOL. 6

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VOL. 5

GW後半。ゆっくり過ごす休日
―別荘へ、テラスでお茶、
ショッピング―

VOL. 4

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―両親の家へ、テラスでアペリティフ、
近所にお買い物―

VOL. 3

新しい気持ちで仕事はじめ
―ご挨拶、デスクワークからの会食、
打ち合わせ―

VOL. 2

いつもとは少し気分を変えて ―美術館、公園、ビーチサイド―

VOL. 1

おめかししてお出かけ ―ランチ、食事会、観劇―

styling NAOKO OKUSA
photographs TOMOKO MEGURO
hair&make-up MAKI
edit&text AYAKO SUZUKI(HRM)