Mila Owen (ミラ オーウェン) > 大草直子のTime Place Person Occasion Style vol. 4

大草直子のTime PlacePersonOccasion Style vol.4 「家族と過ごす時間 ―両親の家へ、テラスでアペリティフ、近所にお買い物―」

スタイリストの大草直子さんが、
Time=いつ、Place=どこで、Person=だれと、Occasion=何をするか?を
考えながら組みたてたコーディネートを
お届けする連載。

第4回は「家族と過ごす時間」がテーマ。
ピックアップしたのは、心も身体もリラックスできて、
おしゃれ心も満たしてくれるセットアップ。
色や合わせのアイテム次第で印象が変わり、
セットでも単体でも活用できる才色兼備な一着です。

@ GOING TO
PARENTS’ HOUSE
WITH FAMILY

パーフェクトなバランスの頼れるセットアップ

「子どもや家族と出かけるときは、ネイビーを選ぶことが多い私。自分らしくいられて、自分の内側に気持ちを向かわせてくれるから。
また、家族の人数が多いので、それぞれが着るどんな色の服にも馴染み、引き立て、バランスをとってくれる色でもあります。
近くに住む両親の家に行くときはセットアップが便利。タックやドレープがあしらわれていて、ふわっと広がったり、流れたり。
袖口やウエストはきゅっと引き締まっているので、さっと着るだけで、女性の身体を美しく見せてくれます。ガーゼのように軽く、やわらかい肌触りも◎

@ APERITIF ON THE TERRACE

「着映え」ブラウスでデニムをカジュアルアップ

「自宅のテラスでアペリティフ(食前酒)を楽しむときは、自分自身が好きな色を選んで。そうすることで、心からリラックスできます
たとえば、少し灼けたようなドライなオレンジベージュとサマーブルー。リゾートのサンセットを彷彿させる大好きなカラーパレットです。
ボトムスは、安心・安定のデニム。トップスはTシャツをさらりと、でももちろんOKですが、あえて、きれいめのブラウスを合わせることで、おうち時間が特別なものに
このブラウスはシワにもなりにくいので、気軽にカジュアルアップを楽しめます。」

@ SHOPPING IN THE NEIGHBORHOOD

色と素材と軽やかさをまとって心も身体もリラックス

天然素材見えする生地をたっぷりと贅沢に使ったスカートをアレンジ。合わせたのはシャツ。ラフになり過ぎず、自宅周りで買いものをした後、そのままお茶をすることもできます。
今回は、デコルテを大きく開け、袖も肘までまくり、ゆったりと。着方を工夫することで印象を変えられるのも、シャツの良いところ。
上下ともに、空気をまとっているかのように軽い素材。ニュアンシーなココア色から、ドライなオレンジベージュへのグラデーションもお気に入り。
きめのかごバッグで、重心を下げると今っぽいバランスに。」

大草直子の一問一答!

インスタグラムで募集した大草さんへの質問を
1問1答形式でお届け

Q.

落ち込んだときの
立ち直り方法を教えて

A.

身体を動かすか、
逆に動かさない、の2択です

「私の場合、身体を思いっきり動かすか、逆に全く動かない、のどちらかです。身体を動かす具体的な方法は、ホットヨガに行ったり、ウォーキングしたり。身体が軽くなり、思考もクリアになります。全く動かないというのは、たとえば、1日中ベッドで寝ます。お気に入りのリネン類に包まれて、赤ちゃんのようにとことん眠ると、起きた時にはパワーチャージできています。」

全てのアイテムをチェック

STYLIST大草直子

ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
2019年4月には新しいメディア『AMARC(アマーク)』を立ち上げた。
講談社のWEBマガジン『mi-mollet(ミモレ)』のコンセプト・ディレクターでもあり、新著『飽きる勇気』(講談社)ほか、インスタグラムも人気。

Instagram :
@naokookusa @naokookusa_styling
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VOL. 4

家族と過ごす時間
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―ご挨拶、デスクワークからの会食、
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VOL. 2

いつもとは少し気分を変えて ―美術館、公園、ビーチサイド―

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おめかししてお出かけ ―ランチ、食事会、観劇―

styling NAOKO OKUSA
photographs TOMOKO MEGURO
hair&make-up TOMIE
edit&text AYAKO SUZUKI(HRM)